インプラントの種類について
インプラントという特殊な人工の歯を入れることができれば、自由にも物を噛むことができるようになりますから、天然の歯とそれほど違和感を感じることなく咀嚼することができます。このインプラントには様々な種類があり、大きくわけると4つのタイプに分けることができます。その4つとしては、スクリュータイプ、シリンダータイプ、バスケットタイプ、ブレードタイプがあります。スクリュータイプについては、もっともよく用いられるタイプのインプラントの一つです。
骨に埋め込むための穴が小さいので、噛む力を効率よく骨に伝えることができます。シリンダータイプは円筒形であり、凹凸がないので簡単に埋め込みを行うことができます。しかし、面積が少ないので、最初の固定が弱くなるという面があります。バスケットタイプについては、スクリュータイプに似ている形状ですが、中が空洞になっているという特徴があります。
また、穴が数か所空いているので、骨が中まで入り込んで、骨とより強く結合させることができるようになります。しかし、空洞があるので、強度が弱くなってしまい、破損してしまうリスクもあるので、最近はあまり用いられないタイプのインプラントの形状です。ブレードタイプについては、T字の板状になっているインプラントの種類であり、幅が狭くて薄いので、骨の幅が狭い場所にも用いることができるというメリットがあります。ただし、力が加わった時に偏りが見られるため、破損のリスクがあり、こちらのタイプも現在ではあまり用いられることがありません。