インプラントの費用を削減する

インプラントの費用は決して安いとは言えません。そこで費用を削減する方法として医療費控除の制度を利用します。医療費控除とは、1年間（1月1日～12月31日）に10万円を超える医療費を支払った場合に一部の所得控除が受けられる制度です。インプラントの治療費や通院費（マイカーのガソリン代は対象外）などが対象になるので領収書は取っておきましょう。

医療費をローンで分割払いをする方もいるでしょうが、その場合でも医療費控除の対象になります。手続きは税務署へ確定申告が必要ですので忘れず行ってください。ちなみにインプラント治療だけで10万円以上の医療費がかかるので、それだけでも医療費控除の対象になりますが、家族（家計を共にする）にかかった医療費も合算することができます。そのため家族の医療費の領収書も保管しておき、一緒に申告しましょう。

実際に還付される金額は医療費や所得税によって変わるため一概ではありません。計算式は以下のようになりますので、気になる方は計算してみてください。「1年間の医療費合計－保険等で補填される金額－10万円（総所得額が200万円未満は総所得額の5％）＝医療費控除額（最高200万円まで）」、そして実際に還付される金額は「医療費控除額×所得税率＝還付額」で出せます。詳しいことは税務署にて確認できます。

また治療を受ける医療機関でも教えてもらうことができるので、事前に確認しておきましょう。