インプラント治療とは
インプラントとは、無くなった歯の代わりにインプラントという人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を付ける治療法を言います。人工歯根にはチタンが使用される事が多く、これは人工関節などにも良く利用され金属アレルギーが起こりにく素材です。稀にチタンアレルギーを起こす人がいるため、心配がある人は事前に医師に相談する事をお勧めします。また人工歯にはセラミックが使われる事が多く、自然な仕上がりになります。
一部の治療以外は保険適応外のため自己負担となり、高額になりますがメリットも多く人気のある治療法です。インプラントはしっかり固定されるため咬む力が維持され、食事が美味しくまた胃腸への負担もありません。ブリッジなどの治療法とは違い、周囲の歯を削ったりする必要がなく、そのままの状態で残す事ができます。糖尿病や歯周病などがあるとインプラント周囲炎を起こし駄目になりやすいため、手術後のメンテナンスがとても重要になり、定期的に歯科でのチェックが必要ですが、ちゃんと手入れができれば長く使えます。
全身状態が良くないと手術や術後の治癒が難しいため、糖尿病や血液疾患など基礎疾患や服薬などの情報を正確に医師に伝える必要があります。現在では1本のインプラントで数個の人工歯を支える事ができる治療法も発明され、今までより苦痛が少なく治療費も抑える事が出来るようになって来ています。全くトラブルがない訳ではありませんので、医師と良く相談して治療する事が大切です。渋谷の歯医者のことならこちら